アカデミーヒルズ六本木ライブラリー

六本木ヒルズにターナー賞展を観にいったところ、「アカデミーヒルズ六本木ライブラリー」なるポスターが目に留まった。「こんなところにも図書館があったのか」と感心したのだが、帰って調べてみるとただの図書館ではなかった。どちらかというと現代の高級サロンといった趣きで、年会費約11万円也。図書館というよりハイクラスのためのパーソナル・オフィス・スペースというのが正しい。蔵書はなく置いてある本は本屋の書棚と一緒で「買えば」持ち出せるという仕組み。ディレクターの言葉を借りれば、ここは「新規イノベーションを起こすことを目的とし、他人と知識をシェアするための場」であって単に本が収集される場ではないとのこと。「情報に効果的にアクセスするシステム」としてのサロン(ライブラリー)という発想はある意味古風だが、公共図書館ではこれまであまり省みられる機会はなかったのも事実であろう。

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