代官山の街並みを舞台に、公募により選ばれたインスタレーション作品を展示する。第3回となる今回は、国内外からの応募作品141点のうち、1次審査(審査員: 槇文彦、中原佑介、川俣正)を通過した10点を地域、住民の協力を得て制作・設置した。
代官山インスタレーション‘03 Daikanyama Installation’03
会期:2003年11月22日(土)~12月14日(日)
会場:代官山の街並み(旧山手通り・八幡通り周辺)
審査員:槇文彦(建築家)、中原佑介(美術評論家)、川俣正(アーティスト)
主催:代官山インスタレーション実行委員会 ディレクター:北川フラム
後援:国土交通省 関東整備局、渋谷区教育委員会
特別協賛:朝倉不動産株式会社、株式会社竹中工務店
協賛:株式会社聖林公司、ソニー株式会社、株式会社 アート オブセッション、株式会社 アンドレ・
パッション、株式会社 ジュン アシダ、株式会社スマイルズ、株式会社モリモト、
リストランテ アソ、シンポジオン、株式会社イーストウェスト
協力:渋谷区、Green Café 西郷山目黒障害者就労支援センター、奈良県渋谷寮、都立第一商業高校、
デンマーク王国大使館、ヒルサイドテラス、株式会社モリモト、株式会社東急トランセ、
ヤマハ発動機販売株式会社、代官山アドレス、代官山プラース、代官山b-town、
東京バプテスト教会、ハリウッドランチマーケット、ラ・フェンテ代官山
四半世紀の歳月をかけて、ゆっくりと成熟し、幅広い世代から支持されている代官山の街――ここでは、閑静な住宅街、店舗や事務所など様々な機能をもった空間が重層的な「アーバンヴィレッジ」ともいうべき独自のコミュニティを形成しています。それは、代官山に住まう人々、働く人々、この街を訪れる人々が一体となって、ヒューマンで魅力ある街づくりに寄与してきた成果ともいえます。
本展覧会は、このような代官山の街並みに、インスタレーション(仮設空間設置)作品を展示することにより、都市とアートの新しい関係の構築と共存の可能性を探る試みです。同時にまた、地域に存在するゆるやかなネットワークを生かして、アートを媒体として人と街とが一体化するための先鞭をつけるプロセスそのものでもあります。日常のさりげない風景に、その風景の批評となる新しい作品が加わり、場のもつ魅力が顕在化し、街全体のエネルギーを高めることになります。つねに先鋭的な文化の発信地として内外から評価されてきた代官山の街にふさわしい企画といえましょう。
展示作品は、広く一般からプランを募り、審査で選ばれた入選作が実施制作されます。公募形式の屋外作品が不特定多数の人とふれあうことで、次世代を担う新進アーティストの発掘およびサポートも、本展の過去二回の展覧会により実現されました。今回も、新たな表現形態の出現、斬新な街の記憶の創出が期待されます。