クラーソン・コイヴィスト・ルーネ建築展…9つの家

08/31/2003

3人組のスウェーデン人建築家、プロダクト・デザイナー、クラーソン・コイヴィスト・ルーネが初めて日本で手掛けた京都・祇園のスフェラ・ビルのリニューアル・オープンを記念した、彼らの初めての建築展。最新プロジェクトを中心とした7つの建築模型のほか、デザイン・プロセスも紹介。

プレスリリース、募集要項など: 

CLAESSON KOIVISTO RUNE
NINE HOUSES

クラーソン・コイヴィスト・ルーネ建築展
「9つの家」

本展は、最新作を中心とした9つのプロジェクトを展覧するものである。個々のコンテクストから一旦乖離したこれらの建築プロジェクトは、俯瞰的視座を得るためにひとつのランドスケープへ集約され、彼らのより個人的な言説とともに再構築される。実際これらのプロジェクトは様々な建築物なのであるが、あえて彼らはここで表現上「家」というひとつのジャンルへそれらを還元することで、建築へ込めたより精神的な側面を示そうとしている。

これまで彼らの建築作品が語られるとき、常に「わび」という概念がもちいられてきた。厳格なまでに無駄なものをそぎ落としたかのように見えるデザインには、そうすることによって加味された重要な要素があるーーという意味においてである。しかし本[スフェラ・ビル]に到った現在、この概念だけではもう彼らの建築は語り尽くせなくなったといえよう。
本ビルのファサードに使用された桜の葉をモチーフとした有機的なパターンは、彼らのこれまでのデザインと一見対極にあるかのように見える。それは単に日本的なモチーフが加えられたという事ではない。常に無駄なものをそぎ落としてきたこれまでのデザインがあってこそ、初めてこのモチーフは彼らのデザインとして際だち、成立しているということに留意すべきである。これは処女作[ヴィラ・ワビ]にはじまって再び日本に出会うまでのこの10年間、彼らが経験してきた時間そのものと、本来備え持つ思慮深さ、ユーモア、人生観のすべてがさらに厚みを増した結果なのであろうか。このリーフ・パターンには、これまでになく奥深い彼らの感性と「愛情」が感じられる。こうして彼らは[スフェラ・ビル]において、次の境地を確認すると同時にそこへ足を踏み入れたのである。

[会期・会場]

2003年7月9日(水)~8月31日(日)
スフェラ・ビル2階 スフェラ・エキシビション
京都市東山区縄手通り三条下る3丁目弁天町17 電話 075-532-1106
http://www.ricordi-sfera.com

12:00-20:00(12:00-23:00金土・祝前日)(11:00-19:00日祝)
水曜日休
入場無料

[本プレスリリースに関する問い合わせ先]

リコルディアンドスフェラ 600-8474 京都市下京区綾西洞院町737
電話 075-353-5575、FAX 075-353-5576
担当:スフェラ・エキシビション/ディレクター 泉川真紀

[出版物]*本展開催にともなって制作されるカタログ

Nine Houses by Claesson Koivisto Runeモ
発行:SferaPublishing
100 ページ, 全カラー, 30X30cm
執筆者: Vicente Diez Faixatヴィセンテ・ディエス・ファイシャット
Italo Lupiイタロ・ルーピ
岸和郎
Rasmus Waernラスムス・ヴァーン
編集・翻訳:泉川真紀
デザイン:Markus Mostromマーカス・モストローム
予価:3000円

*隣接するブックショップSferaArchiveにて、7月末より販売予定。

スポット
データ
開催: 
07/09/200308/31/200312:00
画像 

関連イベント

本・商品(Amazon)

ボイス