巨匠たちによる椅子の名作と、その椅子をモチーフとして描いた久保田毅の作品「Chairs」のコラボレーション。
■展示内容
巨匠たちがデザインした歴代の名作椅子と、その椅子をモチーフに描いた久保田毅(Takeshi Kubota)の作品「Chairs」とのコラボレーションにより空間演出された展覧会。現在「Chairs」(イスシリーズ)は、153点あります。椅子の造形美や名称などからインスピレーションを得て描いた作品です。今回はその中からアクリルとペンで描いた原画十数点を展示します。
■コンセプト
私は生命感溢れるものに心を惹かれます。自然の中に生きる様々な生命体や精霊が身体の中から力強く踊り湧き出し、手を通して放出されます。この生命エネルギーをモダンに演出された生活空間を通して、より多くの人に感じてもらいたいです。
■作家からのコメント
巨匠たちがデザインした椅子と、その椅子をモチーフに描いた作品「Chairs」とのコラボレーション、「Chairs+」――脚・座・背そして腕を持つ人体のような姿の椅子は、家具のなかでも特別なものであると思います。ファッションや芸術にも大きな影響を与え、たくさんのファッションデザイナーや芸術家たちがそれらの椅子と大きく関わってきました。それほど多様な力の作用を与える家具は椅子以外にはなく、建築家と家具デザイナーもその時々の要求に従い、全力を傾注して椅子のデザインに挑戦してきました。私は1800年代から現在における建築家や家具デザイナーの中でも現在巨匠と呼ばれる人々の作り上げた彫刻とも言える芸術品からインスピレーションを得て、心身の中から湧き上がる宇宙――自然の中に生きる様々な生命体や精霊の湧き上がる姿をそれらの椅子と融合させて思いのままに描きました。その集積である「Chiars」は現在、150点余りになります。今回はヴィトラ社の椅子を中心とした、ル・コルビジェ、シャルロット・ペリアン、柳宗理などの親しみやすい椅子を用いた作品十数点をできる限り椅子と共に展示するという、今までにない新しい試みを行ないます。白×黒というモダンでインパクトの強い作品から繰り出される、溢れる生命エネルギーをたくさんの人々に感じていただけたら幸いです。
■展示作品について
ペリアンチェア(シャルロット・ペリアン)、パステルチェア(エーロ・アールニオ)、エレファントレッグスツール(柳宗理)、バタフライスツール(柳宗理)、スガビッロ(マックス・ビル)、低座椅子(長大作) など
■プロフィール
1975年生まれ。金沢大学卒業後、会社勤務を経て本格的に制作活動を開始。東京、名古屋などにて展覧会を行なう。また、ライブペイントやボディーペイントも精力的に行なっている。
■活動内容
2002年2月
カフェレストランBERRIES(東京/中目黒)にて作品展示
2002年4月
Third Culture(横浜ベイホール)にてライブペインティング
2002年5月
anoyo LUNATIC PICNIC(栃木県塩原温泉/箱の森プレイパーク)にてライブペインティング
2002年7月
GALLERY APA(名古屋)にてグループ展
2003年3月
GALLERY APA(名古屋)にて個展
■久保田毅のオフィシャルページとメールアドレス
http://www4.ocn.ne.jp/~takeshik/
tyk@abelia.ocn.ne.jp